スーパー6
〈非床暖・リフォーム用〉
このたびは、弊社商品をご採用いただき、誠にありがとうございます。本書には施工に関するポイントや注意事項をまとめております。商品の特性をご理解いただき、安全でより美しい仕上がりに施工していただくために、施工前に必ず本書をご一読くださいますよう、お願いします。
安全上のご注意
※この表示の欄は「傷害を負うことが想定されるか、または物的損害の発生が想定される危害、損害の程度」です。
- 接着剤を使用する際は、換気を十分に行ってください。
- 接着剤を使用する前に必ず接着剤容器に記載されている、安全上の注意、使用方法、使用上の注意を読み正しくご使用ください。守らない場合、健康を害するおそれがあります。
施工上のご注意
- この商品は、一般内装(住宅)用の床材です。屋外及び重歩行(土足)用、業務用として使用される居室にはご使用になれません。また、屋内でも浴室など、湯気にさらされたり、たえず水がかかったりするところでは、ご使用になれません。
- このフロアは、JASの曲げ性能区分「直張用」となっています。施工可能な下地についてご確認ください。
- この商品は床暖房兼用ではありません。床暖房が設置されたフロアの上に施工し床暖房を運転すると、スキ、段差、反りなどの不具合が発生する恐れがあります。
- 直射日光に当たったり、雨に濡れるところ、湿気の多いところでは保管しないでください。長時間、水に濡れたまま放置しますと、カビの発生や腐れ、変色、ひび割れ、はがれなどの原因となります。また、立てかけ状態での保管を避け、開梱後は速やかに施工してください。
- この商品は、合板に比べ水分の影響を受けやすい材料を使用しているため、「リフォーム専用」です。
(新築の下地は雨漏れするケースがあるため、ご使用になれません。)
- 接着剤は必ず指定の接着剤をご使用ください。指定以外の接着剤(木工用白ボンドなど)を使用すると、フロア施工後、床鳴り(踏み鳴り)や接着不良、スキ、反りなどのトラブルの原因となります。
- 指定以外の釘は使用しないでください。指定以外の釘を使用すると、フロア表面が膨れたり、フロア表面を傷つける恐れがあります。
- 施工前に必ず仮並べを行い、色の濃淡、杢柄など、部分的に片寄らないように、全体の色柄のバランスをご確認ください。
- 施工工具は、各工具の取扱説明書に従って、適切に保護具(保護メガネ、防じんマスクなど)を使用してください。特に、フロアカット時は木粉により、むせる場合があります。
- 木質フロアは湿度の変化により伸縮する性質があります。特にフロア長辺側の巾木や被せ見切りの下などには、必ずスキ間を設けて、伸びを吸収できるようにしてください。
- ワックスを塗布されますと、フロアの表面がワックスの被膜となるため、傷のつきにくさ、抗菌・抗ウイルス性等の塗膜性能が発揮されなくなります。
下地の種類と条件
施工可能な下地材(既存床)の種類
- 合板製フロア(クッション材付きフロアを除く)
- 合板
- パーティクルボード(二重床の場合は、5.5㎜以上の合板、または合板製フロアが施工されたもの)
※但し、施工に関しては以下の点に注意してください。
- マンション(二重床構成)の場合は、管理組合で規定されている床の遮音性能についての規定を確認してください。
- 捨て貼り(5.5㎜以上の合板)はパーティクルボードに直交するようにスクリューネイル38㎜以上で約300㎜以内のピッチで固定してください。
- 捨て貼り合板の継ぎ目は、パーティクルボードの継ぎ目より、100㎜以上離してください。
上記以外の下地には施工できません。
施工できない下地の種類と床構成の例
■下地の種類
コンクリート系下地、プラスチック系床材(クッションフロア、フロアタイル、合板製以外のフロア)、二重床パーティクルボードへの直接施工など
■床構成
根太上、床暖房を設置している既存フロア上などには施工出来ません。
| 既存床の状態 | 対処方法 |
|---|
| 1. ワックス | 既存フロアにワックスが塗布されている場合は、剥離剤やサンダーなどで除去してください。 ワックスが残った状態で施工した場合、床鳴りやスキ、反りなどの原因になります。 |
| 2. 湿気 | 既存床が湿っている場合は乾いてから施工してください。(含水率14%以下) |
| 3. 表面強度不足 | カビや腐食などにより下地の強度が十分でない場合や剥がれや浮きがある場合は下地の貼り替えなどの補修、補強が必要です。 |
| 4. たわみ、床鳴り | 下地にたわみや床鳴りがある場合は補修、補強してください。 (例)たわみや床鳴り発生箇所にビスを根太に向かって打ち付ける。 |
| 5. 平滑性 | 不陸 | 不陸は3㎜/m以内であることを確認してください。 |
| 段差 | 段差は1㎜以内であることを確認してください。段差が1㎜を越える場合は、高い方を削るか、低い方を埋木してください。 |
| 6. 汚れなど | 下地表面に接着剤などが付着している場合や汚れがある場合はサンダーなどで除去してください。 |
施工のポイント
- 接着剤の塗布方法にご注意ください。
・150㎜ピッチ塗布
・施工済みのフロアの長辺・短辺メン実に隣接するように接着剤を塗布
・実の際に塗布した接着剤で実が連結するように嵌合
1. あらかじめ準備するもの
接着剤
接着剤は必ず下記のものをご使用ください。
[接着剤の種類]
【ウレタン接着剤】
| メーカー名 | 商 品 名 | 使用量の目安 |
|---|
| 朝日ウッドテック㈱ | グルーWG-902X2(カートリッジタイプ・760mℓ/本 2本入) | 2坪/本 |
|---|
| グルーWG-902X6(カートリッジタイプ・760mℓ/本 6本入) |
| グルーWG-902X12(カートリッジタイプ・760mℓ/本 12本入) |
| コニシ㈱ | ボンドKU928C-X | (カートリッジタイプ・760mℓ/本 12本入) | 2坪/本 |
|---|
| (2wayパック・760mℓ/本 12本入) |
【変成シリコン接着剤】
| メーカー名 | 商 品 名 | 使用量の目安 |
|---|
| 朝日ウッドテック㈱ | WG-AH102(カートリッジタイプ・760mℓ/本 2本入) | 2坪/本 |
|---|
| 積水フーラー㈱ | #55-S(ジャンボカートリッジ・アプリパック・フィルムパック・各760ml/本 12本入り) | 2坪/本 |
|---|
ご注意
他の接着剤を使用しますと、フロア施工後、床鳴りや接着不良、スキ、反りなどのトラブルの原因となります。
[接着剤ノズルの種類]
| 使用可能 |
|---|
| 1穴ノズル |
| ノズルの形状 | 接着剤断面 |
 |  |
| 使用できます。 |
| 使用可能 |
|---|
| 4穴ノズル |
| ノズルの形状 | 接着剤断面 |
 |  |
| 使用しないでください。 |
[釘の種類]
フロア施工用の釘は必ず下表にあるフロアステープル(肩幅:4㎜、長さ:25㎜以上)をご使用ください。
| 使用可能 | 使用不可 |
|---|
| フロアステープル | フロアステープル |
肩幅:4㎜ 長さ:25㎜以上 | 肩幅:5㎜以上(9㎜,11㎜) 長さ:25㎜以上 |
 |  |
| 使用しないでください |
| 使用不可 |
|---|
| フィニッシュネイル | フロアネイル |
|
 |  |
| 使用しないでください |
ご注意
上記以外の釘を使用した場合、フロア表面が膨れるおそれがありますので、使用しないでください。また、フロアネイルを使用した場合、釘頭がフロア表面を傷つけるおそれがありますので使用しないでください。
2. フロアの施工
仮並べ
- 天然銘木のため、1枚1枚色柄が異なります。
施工する前に一度、仮並べを行い、色の濃淡、杢柄など、部分的に片寄らないように、全体の色柄のバランスをご確認の上、施工してください。
フロアと壁際の隙間
部屋の周囲には2㎜程度の隙間を開けてください。
片側突き付け(玄関框との取り合いなど)で施工する場合は対面側の壁際は必ず2㎜程度の隙間を開けてください。
【壁際の隙間】
【片側突き付けの場合】
下地の清掃
事前に下地を清掃してゴミやほこりを除去してください。
施工長さ
連続施工は10mまでにしてください。
釘打ち
釘の打ち込みは、事前に釘頭が出ないように調整してから行ってください。
釘打ちは必ず下地とフロアが密着した状態でメン実に垂直に打ち込んでください。。
ご注意
オン実に釘を打つと、メン実を施工することができません。またオン実上部が膨れることがあります。
割り付け
- フロアの継ぎ目と下地の継ぎ目が100㎜以上離れるように割り付けてください。
(必ずまたぎ貼りをしてください)
- メン実にオン実を差し込むように施工してください。
接着剤の塗布
接着剤は、下図のように下地に150㎜ピッチで塗布してください。塗布は実の際までしてください。また、施工済みのフロアの長辺・短辺メン実に隣接するように接着剤を塗布してください。
(a)部
施工済みのフロアの長辺・短辺メン実に
隣接するように接着剤を塗布
フロアの嵌合
- メン実にオン実を差し込むように施工してください。
- フロアを嵌合する際に、実に塗布した接着剤を押し込む
ように嵌合してください。
- フロアを嵌合するときは、必ず「あて木」等をそえて、ハンマーでたたいて嵌合してください。ハンマーで直接フロアをたたくとフロアが破損します。
釘打ち位置
下図のように長辺部は303㎜ピッチで7箇所、短辺部は3箇所ステープルを打ち込んでください。
※框や壁際など、実に釘打ちが出来ないところは、仮釘で止めてください。
納まり
スーパー6は壁際に2㎜程度の隙間を開けて施工するため、以下の納め部材を用意しています。
(a)スロープ型見切材
(b)L型見切材
(c)インターフィット巾木
(d)L型框
※納め部材を使用しない場合は、市販のコーキング(アクリル系)で隙間を充填することも可能です。
3.養生
- 施工後は直射日光を避け、傷や汚れを防ぐために、養生シートを被せ、養生テープで固定してください。その上に合板、養生ボードを敷いて十分に養生してください。なお、養生シートとフロアの間に、ゴミなどが無いようにフロア表面を、必ず掃除してください。
- 養生シートは必ず、壁際、サッシ際まで被せてください。養生シートが被っていない場所は、直射日光にあたり、色が変わる場合があります。
- 養生シートは平面(フラット)タイプをご使用ください。凹凸(エンボス)タイプの養生シートを使用すると、艶ムラや養生シートの跡が残ったりしますので使用しないでください。
- 養生テープは当社別売の養生テープ(YT-T3)をご使用ください。梱包用テープなどを使用した場合は、粘着力が強く、フロアの化粧面を破損させたり、粘着剤が残ったりする可能性があります。
4. お引渡しまでの間のご注意
換気について
【お願い】
当商品はF☆☆☆☆タイプとなっておりますが、お引渡しまでの間、できるだけ居室等の換気につとめてくださいますようお願いいたします。
水ぬれ等に対して
【お願い】
工事完了後は、雨水に濡らさないよう窓の閉め忘れなどにご注意ください。万一水濡れした場合はすぐに拭き取り、十分に乾かしてください。濡れたまま放置しておくと、シミになることがあります。
5. フリーワックス
【工事業者様へ】
施工終了後、この施工説明書はクリーニング業者様へお伝えください。
ワックスについて
フリーワックス仕様になっておりますので、ワックスがけは必要ありません。
マット塗装フロアはワックスがけは可能ですが、ワックスを塗布されますと、表面の平滑性・艶の変化などが発生し、フロア表面の美観を損ねることがあります。またフロアの表面がワックスの被膜となるため、傷の付きにくさ、抗菌・抗ウイルス性等の塗膜性能が発揮されなくなります。
ワックスがけをされる場合は、
下表に記載のものをご使用ください。
- ワックスがけをされる場合は、ワックスに記載の使用上の注意をよく読んでからご使用ください。
また、事前に試し塗り等で仕上げの確認を行うことをお薦めします。
- ワックスは木質床用水性樹脂ワックスを使用してください。
- ロウタイプは使用しないでください。
| メーカー名 | 商 品 名 | マット 塗装フロア |
|---|
| 業務用 | 家庭用 |
|---|
| ㈱リンレイ | ハイテクフローリングコート | ― | ― |
|---|
ハイテクフローリングコートつや消し20 (JFPAマーク有り品) | ◯ | ― |
| ハイテクフローリングコートつや消し40 | ◯ | ― |
| ノンブライト | ― | ◯ |
| ㈱リスダンケミカル | ナチュラルック | ― | ◯ |
|---|
ワックス使用時の注意事項
- ワックスは絶対に床の上に流さないでください。
床面にワックスを流したり、しずくが落ちるような布で塗ったりすると、部分的にフロア表面の美観を損ねることがあります。
- ワックスはきれいな布に含ませ、しずくが落ちない程度に絞って床面にムラなく塗りひろげてください。
- 容器の下にはビニール等を敷いてください。
- 室内の温度が5℃以下の時や雨の日で湿度が極端に高い時はワックスは使用しないでください。
床の表面が白っぽくなる原因となります。
- ワックスがけの際は、換気を行ってください。
湿気がこもり、ムラ等の原因になります。
- ワックスがけの前後で化学雑巾は使用しないでください。
床の表面が白っぽくなる原因となります。
- ワックスを厚く塗りすぎると、歩行時にワックスの被膜の割れる音が発生することがあります。
- ワックスをかけるときは、床面が十分に乾燥している(水気がない)ことを確認してください。
- 床用洗剤を使用する時は、洗剤分が床に残らないように拭き取ってからワックスを塗ってください。
JA-2N 23.08